ボルボ850用に改造を加えた870系のECMです。

内部でのデータの処理のスピードは850のECUに対して4倍の速度になります。

その結果、各種のセンサー（水温、スロットル等）が850と同じでもスムーズ、滑らかになります。

スムーズ、滑らかという抽象的な表現になるため現実感がわかないかと思います。

実際に使用されている方の言い方をお借りすれば、

「知らぬ間に○○○なスピード域に達している」という感じです。

またOBDⅡに対応のためスマートフォン、ラップトップ等でUSBケーブル、Bluetoothアダプターを

使用することにより下記画像のように通信を行い各種のデーターを表示することが可能です。

ただし、通信の速度が遅いため瞬間的に変動するデータ（回転数等）はぎこちないです。

水温表示等の温度、燃費等に向いているかと思います。

なお、エンジンルームに設置されていてピンを挿してエラーコードを確認する機能はそのまま使えます。

また、このMotronic4.4の欠点は、ラムダランプが点灯することです。

いくつかのセンサーが足りませんので点灯するのが正常といえるのかも知れません。

ラムダランプに対して神経質な方には向かないかも知れません。

ラムダランプは改造車の証しくらいに思える方に向いているかもしれませんね。

 

 

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Motronic 4.4 に対して現時点で当方が書き換えを行える内容は下記の通りです。

・燃料噴射時間の変更

目標空燃比では無くてあくまでも噴射の時間です。

・点火時期の変更

・スロットルの補正マップ（2面）の変更

・メインインジェクターの変更対応

・エアフロのリミッターの変更

通常ブーストリミッターと言われているものです。

ブーストを上げていくと息継ぎが発生する場合にその現象を解除できます。

・スピードリミッターの解除

これは３km/hのずれで２か所設定されているものを解除します。

余談ですが、かなりのくせ者でした。変に触ると走行不可能になります。

・回転リミッターの変更

2か所設定されています。瞬時、平均という微分積分てきな設定です。

・O2センサーの解除

解除というと語弊があるかもしれません。

複数の条件が重なったときにO2センサーは働きます。

逆に言えば1つの条件を入れなければ働きません。

・イモビライザーの解除

850でイモビライザーの設定されていない1995年式等に取り付ける場合はこれを設定しないと走行できません。

・エアコンの動作対応

M4.4を850に装着した場合にエアコンが正常に作動しない車輛があります。

エアコンが普通に動作するように対応します。

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上記製作、改造で￥50,000（中古ECM本体込み）

ただし着色文字の内容はオプションとさせてください。

またOBD対応のためハーネス、カプラー等が必要な場合もオプションでおねがいします。

なお、変態ECU4.3バージョンを現在ご使用されておられる方には当然ですが割引させていただきます。

 

※注意してください

オク等でM4.4(875 T5ようなど)を購入されて850に装着した場合エンジンはおそらく始動します。

しかし、インジェクター容量が違う(875・・・大、850・・・小）ため設定が違い確実に薄い状態になります。

軽く廻るかも知れませんが、パワー感は無くあの世に一直線です。