趣味の範囲でクルマの改造するをする変態のブログです。

トラブルシュート

850をみなさんと共に、また自身でいじってきた中で得た各種の情報です。

※トラブルシュートを見てさらにトラぶったらごめんなさい<m(__)m>

トラブルシュート・各種情報

カムシャフトポジションセンサー(CMP)の役割

 

ひとことで言えばただこれだけです。

・4サイクルの裏表の判定のみ

 

850のエンジンはDOHCですからクランクシャフトが2回転でカムシャフトは1回転します。

カムシャフトセンサーは排気側のカムシャフトに取り付けられていて、1番シリンダーの

ピストンが今なにをしているかを一瞬だけ見ています。

ピストンが何をしているか・・・4サイクルエンジンですから圧縮しているのか排気をしているのか

を見ています。それも、始動するときの一瞬だけ(*^^)v

エンジンが始動してしまえばとりあえずお役御免です。

カムシャフトセンサーを取り外してもエンジンは廻り続けます。

ということは、壊れたら誰かに借りて始動させ、始動後に返却・・・なんてことも可能です。

 

とりあえずお役御免の理由はおそらくノッキングが発生したときにどのシリンダーで発生した

かの判定に使うのでは?と思います。850のエンジンにはノックセンサーが2個付いていますから

ノッキングを拾ったセンサーとカムシャフトポジションセンサーの信号の関係でシリンダーを判定できます。

 

エンジンストール(冷間時)

・冷間時にエンストしそうになる、またはエンストする。

・始動後、アイドリングが安定しない。

 

このような症状の場合は、ほぼアイドルコントロールバルブが原因です。

850の場合、ほとんどのエンジンがへたってきています。

そのため、ブローバイが多くなります。

ブローバイはインマニへ再度吸いこまれていきますが、その過程でアイドルコントロールバルブに

スラッジとして蓄積されていきます。

冷間時にはアイドリングが安定しないが、ある程度エンジンが温まった状態では安定するのは温まった場合に

その蓄積されたスラッジが柔らかくなりアイドルコントロールバルブの動きを制限させないためです。

 

850のアイドルコントロールバルブはロータリーソレノイドタイプで開閉共に電磁石で動きますが

その力は微々たるものです。

定期的にアイドルコントロールバルブは洗浄しましょう。

バルブ本体を振ってカラカラと音がすればOK。

 

空燃比が安定しない(振れる)

・イノベート(INNOVATE)の空燃比計での場合

センサーの校正をしないで取り付けると空燃比がリーン、リッチを行ったり来たりして

いかにも空燃比が異常と思える状態になります。

説明書通りにセンサーの校正をすればおさまります。

 

・同じエンジンに2つのメーカーの空燃比計を取付た場合、それぞれが違う数値を返す場合

電位差を無くせば、ほぼ同じ値を返します。

(アースポイントを同じにするなど)

 

 

› more