趣味の範囲でクルマの改造するをする変態のブログです。

トラブルシュート・各種情報

アクセル開度とスロットル補正マップ

ボルボ850のノーマルECUではどこまでアクセルをあけた時に補正マップが絡んでくるか。

エンジン回転数3000回転以下・・・開度60度

エンジン回転数6000回転以上・・・開度70度

開度90度が全開、判定はスロポジセンサーからの電圧

 

加速時の息継ぎ現象

 

加速時になぜ息継ぎ現象が発生するか。

1. 燃料供給系統の問題

インジェクターには燃料の入口と出口(吹出側)があります。

出口側の圧力が常に一定になるように燃圧レギュレーターで燃圧を調整しています。

インマニ内が負圧の時は負圧分を減算して入口側に掛かる燃圧を下げ、インマニ内が正圧の時は

正圧分が加算されるように調整しています。つまりどの状況でも吹き出す圧力は一定です。

レギュレーターが不良になった場合、正圧時(高負荷時)に燃料を吹く圧力を保持できません。

燃料供給不足が発生して息継ぎ、空燃比異常が発生します。

燃料ポンプが不良の場合は根本的に燃料を供給する能力が下がりますので危険です。

 

2. エアフロのリミッター

850のターボ車の場合、ブーコン等でブーストを上げていった場合に100Kpa前後で息継ぎが発生します。

エアフロのリミッターが作動するためです。この場合でも微分積分、つまり瞬間的にブーストが上がっても

息継ぎは発生しません。アクセルをゆっくりと踏んでジワジワとブーストを上げる(積分)と発生します。

ECUが状況を平均化(学習)して判断するためです。エアフロのリミッターを作動させないようにするには

ECU本体の書換え、FCD、サブコン等でECU本体へ入力するエアフロからの電圧を誤魔化す方法で対応

します。後者のFCD等で信号を誤魔化す場合はエアフロでの計測値を頭打ち状態にするわけですから

それを補うための対応が必要になります。

 

3. スロットルポジションセンサーの不良

息継ぎといってもいろいろなパターンがあります。

ブースト圧が掛かった状態でそれが発生していると、前記のリミッター等を疑いがちになります。

息継ぎが常に同じアクセル開度で発生する場合はスロットルポジションセンサー(スロポジ)の

信号異常が考えられます。この場合は、ブーストを掛けずにアクセルを開けていっても同じ状況が

発生するはずです。

 

セミオートマチックトランスミッション W/ パドルシフト

9550

天才商店、あっ、間違った、変態商店が細々と取り組んできたビッグアイテム(*^_^*)

AMG純正のパドルシフトスイッチをボルボ850のステアリングへ移植。

スパイラルケーブルに対しての対応も完璧。

今回はボルボ専用では無くて、あくまでも汎用品として製作。

従いましてソレノイドの動作パターンはすべてプログラム側での対応としました。

ということから、基本的に車種は選びません。

なおコンピューターは純正を使用します。

ちなみに、ボルボ850への装着は半ポン付けです。

 

ところで、285系のスポーツモード(マニュアルモード)付きの車輛なら

スパイラルケーブルの対応さえ行えばすぐにパドル化が出来ますね(*^^)v

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